B-15フライトジャケットはプロペラの時代からジェットに移り変わる時期に登場したモデルで意外と人気は高いです。これが激安な価格で買えるとしたらかなり嬉しくなってしまいそうです。半世紀は前のものですから実物はそう残っていません。ですがレプリカが作られていますから安心してください。レプリカというと品質が心配になってくるのではないかと思いますがそこはメーカーによって様々です。いい加減な作りのところもあれば実物を忠実に再現しているものもあります。中には当時の実物よりもちゃんと作ってあるのではないかと思ってしまうものもあります。ですからそのあたりは自分でいろいろ調べてみてから購入した方が良いと思います。このB-15フライトジャケットというのは基本の型が作られてから短期間の間に基本のB-15からA、それから数カ月でBへと変わります。それからC、Dへと進化していくのです。裁断方式が立体裁断が採用されてとても動きやすくなったようでこのあたりは好評だったようです。素材は原型とAはコットンツイルが使われています。B型からはナイロンが採用されてそれ以降は変わっていません。原型とA型ではファスナーが右側へオフセットされています。B型以降は中央になっています。なんでもスライダーが首に干渉するのを防ぐためだとか。原型では付いていなかった酸素マスクのホースをつなぐ革製のタグとコードやチューブを通すためのループがA型では取り付けられています。内側はアルパカがむき出しだったものがナイロン製になってからは中綿をナイロンでカバーした型になっています。